整体サロン 筋肉を成長させるには?
今回は、その筋肉の性質や筋肉を成長させるために必要なことについてお話させていただきます。
1 筋肉の性質
筋肉は、筋繊維と呼ばれる細い糸の様な繊維が重なり合い束になったものを筋肉と呼びます。
その先端が腱といい骨に付着している部分であり、筋繊維が縮むことにより骨を引き寄せ身体の部位を動かします。
しかし筋肉には自身を縮ませることはできても、自身を伸ばすということはできない性質です。
そのため、縮めた筋肉を表とすると、裏の筋肉は伸ばされてしまうため、その裏の筋肉が縮まることで、元の位置にもどることができます。
デスクワークなど同じ姿勢や作業を続けることは、常に縮み続ける筋肉があり、反対に伸ばされ続ける筋肉があることになります。
脳からの信号が筋肉を動かしていますが、筋肉は信号が出され続けることで、その場所に留まっていようと硬まります。
それが「コリ」という症状になります。
2 筋肉の成長
上記の紹介した性質だけでは、縮まった筋肉を弛緩させればいいのでは?という疑問になります。
しかし、筋肉は加齢と共に衰え、生活習慣により強い筋肉と弱い筋肉の差が出るのは必然です。
だからこそ、私達の施すメンテナンスだけでなく、日頃からの自身のケアも併せることにより、より良い身体改善を成し遂げられます。
紹介したいポイントは、一般的にも浸透しているものを徹底することです。
(1)運動
トレーニングや、普段していなかった作業などで、筋肉に一定以上の負荷がかかると、筋肉を構成している筋繊維に無数の小さな傷がつきます。それらの傷が修復される際に、以前よりも太く強い筋繊維へと補強されることで、より大きな負荷にも耐えれるようになります。
傷ついた筋繊維がより強くなることを「超回復」といい、トレーニングの記述などを見ると、必ずと言っていい程に記載されています。
また、ウェイトトレーニングとストレッチを適切に行うことで、懸念されがちな、柔軟性を失うということもありません。
ウェイトトレーニングは、関節の可動域をしっかりと動かすことで、筋肉を本来以上に動かすことになり、筋疲労で縮まってしまった筋肉をストレッチしてあげれば問題はありません。
身体の大きなプロのアスリートが、何も運動していなく筋肉が硬まってしまった細い方より柔軟性が劣っているはずもないように、筋肉は動かしてあげることで、より機能を高めます。
ただし、偏ったトレーニングによりバランスが崩れると関節の可動域を損なう畏れもあるので、よく自身を知った上で適切なトレーニングが必要です。
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